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この世の春(上)を読んだ

今更ではあるんですが、この世の春という時代小説を読みました。
作者は宮部みゆきさんです。

ごめんくださいまし──。宝永七年の初夏、下野北見藩・元作事方組頭の家に声が響いた。応対した各務多紀は、女が連れていた赤子に驚愕する。それは藩内で権勢をほしいままにする御用人頭・伊東成孝の嫡男であった。なぜ、一介の上士に過ぎない父が頼られたのか。藩中枢で何が起きているのか。一夜の出来事はやがて、北関東の小国を揺るがす大事件へと発展していく。作家生活三十周年記念作。 ( Amazonの内容紹介より)

新潮文庫版では上中下三巻構成になっているのですが、楽しすぎて私は上巻を1日で読んでしまいました。
また、時代小説ながら、会話は現代の言い回しになっているのでサクサク読み進めることが出来ました。
上巻では、内容紹介にある 「なぜ、一介の上士に過ぎない父が頼られたのか」 の真相が明らかになるとともに、各務多紀らをさらなる謎が包み込むところまでとなっています。
正直、早く続きが読みたくて仕事どころではないです。(帰りに本屋に寄って帰ろう・・・。今週はQiitaのアドベントカレンダーに向けてネタを仕込まないといけないんですが。。。)
面白いので興味がある方はぜひ!